神棚を処分する手順
神棚を処分したいが、いざ処分となると作法が有る気がして手をつけられない!
そんな方の為に、神棚の処分手順を簡単にまとめました。
1.神棚を棚から降ろす
まずは棚から神棚を降ろしましょう。当たり前ですが、祀っているままでは処分できません。
降ろす際に作法は特にありませんが、最後にお詣りした方が良いでしょう。
基本は二礼二拍手一礼です。
お詣りが終わったらお供えを処理します。
神具にお米や水、酒、塩、榊などが供えられている事があるので、それらを処分しておきます。
参考リンク:神棚のお供えはどう処理する?
2.仕分けする
神棚は大きく分けて以下に分類が可能です。
・神棚本体 ・神具 ・棚板 ・お札
それぞれ処分の仕方が微妙に異なるので、仕分けしておきましょう。
3.処分する
特に作法が必要ないものはそのまま処分してしまいましょう。
該当するのは神具と棚板です。
神具はそのまま食器の扱いで処分します。
気になる場合は、半紙などの白い紙で包んで処分してください。
棚板はただの板の扱いで問題ありません。
出来るだけ分解して、市町村の分類に従って処分します。
大きなものはそのまま粗大ごみになることが多いと思います。
4.返納する
一番大切なものは神棚の中に収められているお札です。
これは神様から頂いた信仰の対象物ですので、神様にお返しします。
基本は神社に返しに行きますが、詳しくは下記に纏めています。
参考リンク:神棚のお札(神札)の処分方法
5.お焚きあげする
神棚本体の処分は特に決められた作法は無いのですが、お焚きあげする人が多いと思います。
お焚きあげを行っているのは主に ・神社 ・神棚販売店 ・その他サービス業者 などで、自分の都合にあった所で頼んで問題ありません。
近くにお焚きあげを行っている神社があればそこが一番安心だと思いますが、なかなか見つからない場合も多いでしょう。
現在では仏壇や神棚のお焚きあげサービスを行っている業者が多数あります。
中には全国対応している業者もあるので、お焚きあげに困ったら検討してみるのも良いかもしれません。
参考リンク:仏壇処分のクマダ
まとめ
お札は神社に返し、出来れば神棚はお焚きあげできる場所を探すと良いでしょう。
神具や棚板は通常の食器類、家具雑貨類と同じ扱いで構いません。
神棚を処分する手順
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