神棚のお供えはどう処理する?
神棚にお供えしたは良いけど、それを交換する時の処理に困りませんか?
ここではそんな疑問にお答えします。
1.お米、塩、水、酒の処理
神棚にお供えしたものは全て神様に捧げた事になります。
つまり、お供えした後のものは神様のお下がりになるのです。
折角の神様のお下がりです。食品はできるだけ食事に使用するのが良いとされています。
神様のお下がりを頂くことを撤下神饌(てっかしんせん)と言い、日本人は古来から神様の食事を頂いて来たのです。
ですので、出来るだけお供えは長時間放置せず、その日のうちに取り替えて、料理に使ってくださいね。
2.榊の処理
中には自身で使用できないお供えもあります。
特に榊をお供えしている方は多いでしょう。
榊の取り替え際には様々な方法があります。
・川に流す
・土に埋める
・焼く
・塩で清めてから捨てる
・紙で包んでから捨てる
上記のように定まった方法はありません。
基本的に「自然に返す」という考え方であれば問題ないでしょう。
しかし個人的に塩で清める方法には疑問があります。
神様が使用したものなのに汚れているはずが無いからです。
塩を使用する理由でしっくりくるのは「ゴミに出すため、自然に変える前に汚れてしまいそう」といった理由でしょうか。
それであれば、紙に包む際に清め塩を同封するのが良いかもしれません。
3.まとめ
・食品のお供えは、使えるうちに交換して、食事に使いましょう。
・榊は自然に返すのが一番良いと思います。
・その他の処理に困ったら、白い紙に包んで処分するのが良いでしょう。
塩も同封すると良いかもしれません。
神棚のお供えはどう処理する?
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